浮気の慰謝料相場と貰える条件

不倫や浮気は身近な問題

タレントや政治家の浮気スキャンダルがマスコミに取り上げられたり、昼顔に代表される不倫を題材にしたテレビドラマが放送されるなど、浮気や不倫の話題を多く聞くようになりました。

 

浮気や不倫はテレビの中だけの話ではなく、あなたがいつ被害者になってもおかしくない身近な問題の一つでもあります。

 

コンドームメーカの相模ゴム工業が行ったアンケートでも、「結婚相手、交際相手が居る方に、そのお相手以外にセックスをする方はいますか?」と質問した結果、男性26.9%・女性16.3%がいると答えています。

 

この結果の特徴は、過去に浮気をしたことがある人ではなく、現在進行形で浮気をしている人の割合になるところです。

 

普通に考えてパートナー公認の浮気とは考えづらく、ほとんどのケースで結婚相手や交際相手は浮気の事実を知らないと考えられます。

 

自分は大丈夫と思っている方も、もしかするとパートナーが浮気をしている可能性は十分にあると思われます。

浮気を知ったときはどうする?

パートナーの浮気を知ったときに、多くの方は浮気を止めさせることを考えると思います。

 

ただし、恋愛感情はそんなに単純なものではなく、浮気相手も素直に不倫を止めてくれるとは限りません。

 

あなたにバレないように浮気の手口が巧妙になる場合や、略奪婚を考える人もいるのではないでしょうか?

 

そんな時には、浮気相手に対して慰謝料を請求する事により事の重大さを分からせることや、相手を金銭的に制裁できることで、あなたの気持ちが楽になる場合があります。

 

今回は、浮気に対する慰謝料の相場と慰謝料が貰える条件を説明させていただきます。

 

浮気の慰謝料が認められる条件

まず初めに、浮気の慰謝料が認められるのは、婚姻関係にある夫婦の浮気だけではありません。

 

交際をしているだけの未婚の男女であれば、慰謝料の請求は基本認められませんが、「婚約をしている場合」と「事実婚(内縁関係)の場合」には未婚(籍は入れていなくて)であっても浮気の慰謝料請求が認められる場合があります。

 

ただし、婚約や事実婚の場合には、戸籍上の婚姻関係にはありませんので、これらの事実を客観的に証明する必要があります。

 

例えば、結納を済ませている、結婚指輪を貰っている、新居を用意しているなどの事実が、未婚であっても慰謝料が認められる可能性は高いでしょう。
また、生計を共にしており同棲期間が長い場合には、事実婚を見なされ慰謝料が認められる場合は多いようです。

 

次に問題になる部分は、何処からが浮気になるかの線引きになります。

 

手を繋いだりキスをしたら浮気と捉える人もいれば、一緒に食事に行っただけでも浮気と捉える人もいるでしょう。

 

慰謝料が認められる不貞行為とはセックスの事であり、デートやキスなどの行為では浮気とは認められないケースもが大半です。

 

ただし、「婚姻共同生活の平和が維持出来ないような、親密な交際が行われていた場合」には、慰謝料の請求が認められる傾向にあります。

 

これに当てはまらない、飲み会の席などで行ったキスなど多くの場合では、慰謝料の請求は出来ないと考えられます。

 

浮気に事実があった場合でも、全てで慰謝料が認められる訳ではなく、一定の条件を満たす必要があります。

 

慰謝料の請求が認められるは、基本的に下記の2つになります。

・浮気・不倫相手に「故意・過失」があること
・不貞行為によって、あなたが「権利の侵害」を受けたこと

 

「故意・過失」とは、浮気相手が配偶者の事を既婚者と知っていた場合に限られます

 

つまり、出会い系サイトやナンパなどで知り合った相手との一夜限りの関係などは、既婚者と認識する機会がなく浮気相手に故意や過失が認められない事になります。

 

(この場合であって配偶者には請求可能です)ただし、既婚者と知らなかった場合であっても、「既婚者と気付く状況であるにもかかわらず把握していなかった場合」や「婚姻関係が破綻していたと勘違いしていたが、注意を払えば破綻していないことに気が付く状況にあった場合」には、浮気相手に過失があり、慰謝料が認められる事になります。

 

「権利の侵害」とは、不貞行為が原因で、それ以前は円満だった夫婦関係が悪化した場合、浮気相手と配偶者で肉体関係はなかったが、夫婦関係が破綻するほどの親密な交際をしていた場合などです。

 

既に別居状態など、夫婦関係が破綻した後に行われた不貞行為では認められない場合が多いようです。

 

浮気相手は「同僚」「元恋人や友人」「友人の知人」「同級生」などが多く、このような場合には既婚者と気付くと考えられ、慰謝料が認められる場合が多くなります。

 

相手の事をあまり知らない出会いである「インターネット」「クラブ」などの出会いの場合には、複数回の浮気や長期間の浮気が行われていた場合には、慰謝料が認められる事が多いようです。

 

浮気の証拠が必要

慰謝料を請求する場合には、浮気の客観的証拠をあなたが証明する必要があります。

 

もちろん、浮気相手と配偶者が浮気を認めれば問題ないのですが、何処のだれかも分からない浮気相手に慰謝料を請求する場合には少しハードルが高くなります。

 

浮気の客観的証拠とは、ラブホテルのレシートやメールの履歴では認められない場合が多く、不貞行為(性行為)を行った決定的な証拠が必要になります。

 

ただし、このような行為は密室で行われるため直接の証拠を揃えることは難しく、「そう推認できるに至る充分な状況」が認められれば慰謝料の請求は可能となります。

 

例えば、ラブホテルに2人で入室し一定の時間一緒にいた事が証明できれば、普通に考えて浮気(性行為)が行われていたことは明白であり、慰謝料の請求も認められる可能性が高いでしょう。

 

このような証拠収集を個人で行うことには非常に困難で、事実上不可能な場合が大半だと思われます。

 

多くの方は、探偵事務所に浮気調査を依頼して証拠収集を行っています。

 

探偵事務所は過去の経験から、慰謝料が認められる条件を熟知しており、慰謝料請求が認められる証拠収集をあなたに代わって行ってくれます。

 

下記のような探偵事務所に相談をしてみるのも一つの方法です。

 

浮気や不倫調査が可能な探偵事務所 名古屋調査室ai

 

探偵に浮気調査を依頼する場合には、それなりの料金が発生する事になりますが、高い確率で慰謝料が認められるだけでなく、不要なトラブルを避け証拠収集が可能になるメリットもあります。

 

浮気相手が不明な場合には、浮気相手の所在調査(氏名、住所、職場など)も可能ですので、慰謝料の請求を考えている場合には、探偵に調査を依頼することをおすすめします。

 

慰謝料は配偶者と浮気相手の両方に請求可能

慰謝料の請求は、「配偶者」と「浮気相手」の両方に行うことが可能です。

 

浮気の慰謝料とは損害賠償であり、あなたが受けた損害(精神的苦痛など)を金銭として賠償してもらう事になります。

 

そのため、両者に慰謝料請求する場合には、発生した損害額を超えて両者から慰謝料を二重に取ることは出来ませんので注意しましょう。

 

また、離婚をしない場合には配偶者とは一つの財布になっている場合が多く、事実上慰謝料を貰うメリットはないと考えられます。

 

浮気相手に慰謝料を請求する場合には、相手に過失がない場合には、浮気相手に慰謝料請求が出来ない場合もあります。

 

また、ダブル不倫(浮気相手も既婚者)の場合で離婚をしない場合には、お互いに慰謝料を払いあう事になり結果として相殺されてしまう事になりますので、特別な事情がない場合には慰謝料請求を行わない場合が多いようです。

 

浮気に対する慰謝料の相場

浮気に対する慰謝料の相場は、法律で決められている訳ではなく、それぞれの事情により裁判所が判断する事になります。

 

ただし、裁判まで行うことはお互いにとってメリットが無いため、多くの場合は和解で成立している現状があります。

 

過去の判例に沿った慰謝料を請求した場合には、相手も裁判をしても支払い義務が派生すると考え、和解に応じるケースが多くなると考えられます。
浮気による慰謝料の相場は一概には言えませんが、50万円から300万円の間になることが多いようです。

 

慰謝料の金額が変わる条件としては、以下のようなものが考えられます。

 

・離婚の有無:離婚する場合は被害が大きいと考えられ高額になる。
・婚姻期間の長さ:婚姻期間が長い方が高額になる傾向にあります。
・浮気期間の長さ:浮気期間が長い場合、親密な場合には高額になる傾向があります。
・子供の有無:子供がいる場合には高額になる傾向にあります。
・浮気相手の資産:浮気相手の資産が多い場合には高額になる場合もあるようです。

その逆で一度だけの浮気や婚姻期間が短い場合には、慰謝料が少なくなる可能性があります。

 

浮気相手が未成年の場合であっても請求する事は可能ですが、慰謝料は少なくなる傾向にあるようです。

 

離婚をしない場合には100万円、離婚する場合には200万円の慰謝料が一つの目安になるでしょう。

 

慰謝料の請求方法と注意点

浮気相手に慰謝料を請求する場合には、ついつい感情的になってしまい「慰謝料を払え」などと相手を攻め立ててしまう方も多いようですが、このような行為には注意が必要です。

 

こちらが慰謝料を請求しているつもりであっても、相手は脅迫されたと感じる事もあり、あなたが脅迫や恐喝の罪に問われる可能性が考えられます。

 

相手と話し合いを行う場合には、出来るだけ第三者に同席してもらい、紳士的に話し合いを行うように努めましょう。

 

また、話し合いを録音させてもらうのもトラブル回避の有効な方法になります。

 

このような話し合いに抵抗がある場合には、内容証明郵便など書面を使って請求を行う方法もあります。

 

相手が話し合いに応じない場合や書面で請求を行っても返事がない場合には、弁護士に依頼することが有効な方法になります。

 

弁護士は法律の専門家であり、浮気の慰謝料請求などをあなたの代理人として行ってくれます。

 

弁護士と聞くと敷居が高く感じる方も多いようですが、相談だけであれば数千円で対応してくれる弁護士が大半です。

 

また、離婚を考えている場合には、財産分与、親権、養育費などの様々な問題が発生する場合があります。

 

このような話し合いを弁護士に任せることにより、早期に解決ができるだけでなく、後々問題が起こらないように正式な書面として残すことが出来るのもメリットの一つです。

 

まとめ

浮気で慰謝料を請求する場合には、その順番も大切になります。

 

基本的には、下記の順番で行うことをおすすめします。

 

慰謝料が請求可能な浮気かを確認する。

慰謝料が認められない浮気の場合には、どれだけ証拠収集を行っても請求が認められ頼事になってしまいます。

 

慰謝料の請求が認められる浮気かを確認する事から始めると良いでしょう。

浮気の証拠収集を行う。

浮気に対して問い詰めたり慰謝料の話をした後には、相手の警戒心が強くなり証拠収集が出来ないケースや、浮気事体をしばらく辞めるケースが考えられます。

 

浮気を疑っていることを相手に気付かれる前に証拠収集を行うようにしましょう。

慰謝料の請求を行う。

慰謝料の請求を行うのは、証拠を全て揃えてからが良いでしょう。

 

証拠が無いまま話し合いをすると、浮気を認めなかったら言い訳をされる場合が多く、慰謝料が貰えないだけでなく大きなストレスになることも考えられます。

 

このような、流れで慰謝料を請求する事をおすすめします。

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